フィンランドが好きな建築学生のブログ

海外で働きたい建築学生へ。フィンランドの設計事務所で働きながら、建築事情を発信しています。

2022-01-01から1年間の記事一覧

フィン生活 世界の男女格差

先週、ある会議に社長と出席した。 会議中に女性に対して、 きつく質問攻めする人がいた。 それを華麗に切り返す人が見事だった。 そして、男女格差について 調べてみると FGMというジェンダー問題が出てきた。 これは、かなりセンシティブな問題である。 女…

フィン生活【204日目】美しさ

フィンランドに来て 美しさについてアンテナがより張るようになりました。 光や影、葉の色、みずのせせらぎ、たくさん見落としていた部分に気がついてきました これは、人間の五感がより研ぎ澄まされてきた証拠なんでしょうか?

フィン生活【201日目】高揚感

素敵な模型とパースを見ると、 創作意欲が湧いてきます。 やっぱり、建築も絵を描くこともものをつくることも大好きだしいいです。 最近は、 自分が今の目の前にことに集中すること。 先をみすぎて足元掬われないようにすることも 考えるようにしようと思い…

フィン生活【200日】心は気がついている

「いま、これをしたら絶対後でよかったと思う」 そんなタイミングが1日の中で沢山ある。 その時にどれだけ自分の心に従うことが できるかは、 自分の意志の問題だと思います。 心は本当のことを知っているとよく言いますが 心で感じたことの後に脳が 「別に…

『フィンランドの暮らし展 幸せなひとときの秘密』(仮)を2023年春に開催予定です!

展示会概要(仮) ■タイトル――――――――――――――――――――――――――――――――――― 『フィンランドの暮らし展 幸せなひとときの秘密』 ・単身者が暮らしを楽しめる工夫や知恵を世界幸福度ランキング5年連続1位であり、家の中での過ごし方のプロであるフィンランドからお届け ■…

フィン生活【196日目】破壊行為の賞賛

今日は、マルコとフィレンツェのビエンナーレの話をしました。 マルコは、世界中の本を積み上げて 作品を作りましたが2日で市民によって壊されたそうです。 それは、市民が強い興味を持ち本を盗んでいったからでした。 それくらいのパワーを持った本の展示が…

フィン生活【194日目】見直し

今日は、彼女と自分の発信について話しました。 ここでの気づきは、自分の好きだという心に従うのみだということ。 所長もよく「自分の心に従う」と話すがまさにそのことだと感じた。 今までフィンランドに来て働いているのも 自分の心に従ったから。 すでに…

建築家の職能

今日は、建築家像についての話です。 活動理念について 現在、昔から話していた高専時代の友達と事務所を設立する話をしています。 そこで考えていることは、 僕たちは自分達のためではなく、 目の前にいるお客さんのために建築を生み出していること。 災害…

結果は、選択できないが 行動は選択できる

今日は、 「結果は選択できないが、行動は選択できる」 この言葉を学びました。 これは、結果にこだわりながら本質を見失ってしまわないマインドセットとして大切だと思います。 成長マインドセットという本を Kindleで読んでいる。 この本は、本日的な内容…

アメリカ滞在期5日目

今日は、アメリカ滞在最終日でした。 一流とか、何も関係ない。 自分が何者かわかった人は、 それに従うだけ。 それをする理由は、自分の心が知っている。 それに従うだけ。とても、とてもシンプル。 自分の使命を知った人は、 あとはその使命を全うするだけ…

神は細部に宿るの再解釈

Facebook の記事でこのような投稿がありましたので、 自分なりにも考えてみました。 以下は、文章を抜粋 「あなたの家のためにアドバイスをするならば、さらにもう一つの特色を家に与えなさい。どこか小さなディテールの中で、あなた自身をさらけ出すのです…

合理主義と人間性

合理的すぎない。偶然性の連続 今日は、事務所を独立するために はなしをきいてみました。 やはり、ビジネスのことを勉強している現在 合理的に考える思想が強くなってきたと 感じました。 その時に、建築家として生きる上で そのスタンスは少し違うなと思い…

安藤忠雄氏と人生のエスキス

オープンデスク体験記がありがたいことに 反響が大きくありましたので、 今回は自分が過去に対話をした建築家の話を 紹介していきたいと思います。 安藤忠雄氏との対話 1人目は、安藤忠雄さんです。 安藤さんには、 「文化力をつけろ」という言葉をいただき…

建築家としての武器

建築家になるには、 周りとはむしろ、違うことをした方がいいと思います。 でも、学生時代って「コンペ出さなきゃ」 「あそこにオープンデスク行かなきゃ」とか 周りがしているからしなきゃって思いがちだと思います。 僕もそうでした。 だけどフィンランド…

小確幸

小確幸 去年の誕生日から 僕の生活のテーマは 「小確幸」を忘れないことでした。 小確幸とは、小さいけど、確かに感じられる幸せなことです。 例えば、村上春樹さんがいうには 激しい運動の後に飲むキンキンに冷えたビールを飲むこととかです笑 幸せの秘訣 …

寸法の話

建築家のYouTubeをみました。 それによると、 それぞれで見解は違いますが、 寸法を3で割り切れる数or割り切れる数字 を使っているそう。 尺をもとに建築を考えているからだそう。 303など3で割り切れる寸法で構成されているそう。

アジア人の中でのマイノリティ

こちらに来てベトナム人の人とシェアハウスしている。毎日の会話を通して感じたことがいくつかあるのでかけていこうと思う。・日本人や韓国人は本音と建前があって、同じアジア人での中でも特殊 ・日本人がアジア人に対する見方と欧米人に対する見方が違うこ…

離れてるからこそ近く感じる

離れてるけど、 そんなタイミングで昔の友達から連絡が来たりする。 それを思うと、離れてるけど 近くなったこともあるって思う。 昔の友達とは、連絡が来たらすぐ話せるし、 その話すきっかけが 離れたことによるものなら いい機会を作れたなと感じた。 さ…

誕生日

嬉しい瞬間を載せておきます。 今年の誕生日前日から お祝いのプレゼントをルームメイトからいただきました! 最終プレゼンも提出し終わり、気分はもうバカンスです。

精神

今日事務所で、 詳細図面のミーティングをしていました。 そこで、 ボスの「アーキテクトの精神を忘れるな」 と言う言葉が刺さったので書き留めておきます。 エンジニアの精神も必要だが ここのコンテキストをどれだけ尊重できるかが大切。 それからこちらに…

世界一周旅行まで残り50日

8月から9月までバカンスを取る予定なので 日本を一周する前に1ヶ月世界一周旅行しようと思います。 まずは、前編です。 後編は、3月から4月の間で行こうと思っています。 方法は以下の通り いきたい場所をリストアップ ランクつける 10個にリストアップ 10ヶ…

初のマイレア邸

マイレア邸は、ヘルシンキから日帰りで行きました。 行き方を調べてもあまり出てこなかったので 書き留めておきます。(28.5.2022時点の情報です。) まず、ヘルシンキ(カンピ地下バス)9:15発 →ポリバス停13:45着 予約しておいたので、11€と格安。 バスは、こ…

ストーリー

ある文章を見ているときに こんな心が動いたので書き留めておく。 建築には、クリアでリアルなイメージが必要。 イメージが共有されリアリティが生まれると、 共感したり思い入れを持つようになる。 『「ここで本を読むんです」ではなくて、「木漏れ日の落ち…

目の前の人との時間

これは、ある意味表裏一体ですが、 私がフィンランドに来て 目の前の相手との時間を大切にすると感じる瞬間がいくつもあった。 例えば、私と友達2人でサウナに入った時、 突然電話がかかってきた。 でも今ではないって言って電話は置いとく。 また、私と2人…

サウナは、家にもなる

フィンランドの文化として、 サウナは、冬生き延びるために大切なものだったそうです。 住環境としては、申し分ないそう。 どう言うことかと言うと まず、サウナでは暖かさを凌ぐのはもちろん。 食べ物を煙で蒸して長期保存できるようにしたり、バクテリアを…

自分の建築論

いろんな建築家の建築論を読むことがあるが、 自分の中での建築論何かと常に問い続けている。 おそらく、これはどの建築家も同じように自身の建築論を書き留めたりしながら考えているのではないかと感じた。 ここで 自分のキーワードをまとめていく。 最終的…

庇の計画

庇を作りその下に人が集まる対流空間を 計画を提案したところ フィンランドでは、庇は日陰を作り、その下が ジメジメしてると感じさせてしまい、 人は集まらないそう。 気候を考えると頷ける。

名建築で昼食を

名建築で昼食をというドラマを見ました。 東京に集まる名建築を回るドラマですが、 ノスタルジックな気持ちになりいい雰囲気のドラマでしたので簡単にインプットと 感想を書いていきます。 東京都立美術館 1933年 アールデコ 一階はフランス仕立てのアールデ…

幸せについて

こちらにきて 幸せとは何かたくさん考えるようになりました。 些細なことにでも幸せを感じること。 小確幸という言葉があるように、 小さいことにでも幸せを感じることって非常にかけがえないものなので はないかと感じました。 太陽の光、水のおいしさ、花…

今までにない建築を作り出すには

最近映画や本を見ていて感じるのは、 建築は、科学技術を駆使して 重力に依存していることで成り立っているということ。 しかし、今までにない建築を作り出すには 重力に逆らう→例えば1kmのキャンチレバーみたいに。 こういったことが想像でき、形にしていく…