フィンランドが好きな建築学生のブログ

海外で働きたい建築学生へ。フィンランドの設計事務所で働きながら、建築事情を発信しています。

アスプルンド巡り

今日は、スウェーデンの建築家であり

通称北欧建築の父とも呼ばれるグンナールアスプルンドの建築をめぐりました。

 

夏の家

まずは、

ストックホルム郊外にある

夏の家に車で1時間かけて行きました。

 

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屋根
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重なる列によって向きが変わる

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三角形のトイレ
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桟橋
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軒下の実測

軒が深く、正面から見たときに

吸い込まれるような感覚になります。

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森の墓地

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なぜ壁はオレンジなのか気になりましたが

もしかすると

森の木の緑をみて、補色として使ったのでは?

もしくは、その土地でとれる土が流かもしれません。

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並木

 

現代版のギリシャにあるパルテノン神殿をイメージしたような様式だった。

これをいわゆる、新古典主義という。

 

当時は、建築の様式を見直す様式が流行りであったためである。

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カルロスカルパのイタリアにある

墓地にも、同じようなプロムナードに

並木を作ってる。

 

何故目の前に池?

池は、命の源

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夏の家ににている屋根の葺き方

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向きが変わっていないので、夏の家とは違う。

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神社のような神々しさを感じる。

軒が深く、誘い込まれる屋根のつくりは

夏の家とにている、

 

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いりぐちは、狭く

くぐると世界観が変わる。

 

木に囲まれて神聖な空間であった。

 

ストックホルム市立図書館

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書架の吹き抜けは、想像よりも高く感じた。

入り口は、ここよりも低く計画されており

階段で上がりより高さを強調させている。

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廊下の幅の実測をし、

本棚の奥行きは300mmくらいでそれ以降は、

天井となり、空間が生まれている。
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2階書架の裏側にも本棚が配置されていた。

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ギャップ
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階段は、書架の曲線から少しずれて計画されていたため階段の内側の本を取るのに邪魔にならない。

 

こう言ったところに着目しながら、

見ていました。