フィンランドが好きな建築学生のブログ

海外で働きたい建築学生へ。フィンランドの設計事務所で働きながら、建築事情を発信しています。

2022-11-01から1ヶ月間の記事一覧

フィンランドの木の使い道事情

フィンランドでは、 林業が盛んで建築分野でも木材は主流です。 そんな中、フィンランドの木の使い道事情をまとめました。 バイオエコノミー まず、サスティナブルな循環がふかけつなため バイオエコノミーという考え方に基づいて 森と資源は循環しています…

展示会での言葉

お金を稼ぐことは、優先事項ではない。 仕事以外の充実さをみつけることが価値になる。 これが刺さりましたので、 書き留めておきます。

フィンランドの芸術村フィスカルス

芸術村のクリスマスイベント 今日は、フィンランドの西部フィスカルス村に来ました。 駐車場から見えるフィスカルス村の文字 フィスカルス村でのクリスマスマーケット まず、フィスカルスとはアウトドアブランドで世界的に有名な「フィスカルス」の本拠地で…

日本の国産材の未来

林業従事者の減少や移動コストの高騰が原因 山の手入れも所有者に収益が少ないため、積極的に管理が行き届いていない。 しかし、フィンランドはどうだろうか? フィンランドは、国として林業が産業として残っている。 ウッドショックにより外国産も国産も価…

Kubrick: 2001: A Space Odyssey

2001:A Space Odyssey(1968)という映画を見ました。 2001:A Space Odyssey(1968)は、 コンピューターが自分の感情を持つことや 撮影技法の高さが窺えます。 SFの中でも、 CGを使わずにここまでの表現ができることが 素晴らしいです。 また、音楽も多様でクラ…

世界一周旅行 アムステルダム編

アムステルダムにきました。 名前 由来は、アムステル川のダムができたから。 ちなみに、ロッテルダムなどもダムが 同じ地名の都市もあります。 都市旧市街地は、13世紀 16世紀に人口増加のため拡大しました。 そして、 現在拡大を繰り返して今の形に至りま…

世界一周旅行 アメリカ編②

ピッツバーグ Pittsburghという都市に移動しました。 Pittsburghといえば、鉄鋼業で栄えた地域。 アンドリュー・カーネギーの街です。 巨大な鉄工所の建物がいくつもありました。 ピッツバーグの夜景 ボタニカルガーデン ピッツバーグ大学 落水荘へ サヴォア…

世界一周旅行 アメリカ編①

アメリカはニューヨークに行きました。 ハイラインという、高速道路を公園に整備した場所に行きました。 そこで感じたことです。 ・ハイラインは、その土地に育つ植生を植えている。 ・どの植物が原生のものか、どの植物が今のものかは混在していてわからな…

時計じかけのオレンジ A Clockwork Orange

・終始狂っているが 暴力、セックスについてのテストを治療しても治らないことがわかった。 ・そして、一時的に治ってもまた元に戻る。 ・誰もがその素質があることは、恐ろしい。 ・オレンジの意味は、人(マレー語で) ・出てくる部屋やインテリアがチャーミ…

災害の考え方

最近は、展示会について考えています。 自然との暮らしをテーマに考えた時 あることに気がつきました。 それは、 自然からみた時に人間の存在自体が災害ではないか? 自然災害の問題は、人間からみたら命に関わることなので災害と呼びます。 しかし、自然か…

フィンランドの現状

簡単なプロフィールと動画をまとめてみました。 動画は プロフィールのInstagramリンクから飛べます。 内容はこんな感じです ・大学入学 ・1年休学→設計施工活動 ・1年フィンランドヘルシンキの 設計事務所でインターンシップ 設計事務所では、何してる? ・…

隈研吾「人間とテクノロジーと自然の新しい関係性」

隈研吾の講演 桂離宮は、竹でできた桂垣や竹でできた月見台に感銘を受けたそう。 さらに、西洋とは異なるアプローチでの建築として、自然との関係性を示している。 そして、熱海にある日向の家では タウトが地域の人と共同し 自然との関係性を竹などを用いた…

フィンランドの木の事情

驚いた事実 フィンランドでの木の事情について話を聞いた。 すべての木には、管理できるようにIDが付けられるそう。 森に入る時には専用の機械があり、小さい木を傷つけないセンシティブなタイヤを使用しているそう。 そして、スキャンをして体積を始めすべ…

ユヴァスキラの思い出2

今日は、アールト建築巡りでした。 朝8時でもこの暗さです。 そして、9時ごろコエタロにつきました。 10時ごろこ 教会では、 オランダ人の方が話しかけてくださり フィンランドの妻と結婚してこちらに住んだと話していました。 かれこれこちらに来て20年近く…

アモスレックス

昨日アモスレックスと言う美術館に行きました。 タイトルは、「quiet parade」 ベルギーの美術家です。 世界観がタイトルの通り、 全て灰色で夢の中のような展示でした。 音楽も水の滴る音など五感に響いてきました。 また、映像作品もありました。 これがユ…

シラカバがなぜまっすぐなのか

今日は、なぜ白樺の木が真っ直ぐなのかを 書いていきます。 それは、下のキノコたちにも均等に日が注ぐようにするためです。 葉の影で日があたらないと、成長がしにくいからです。

兆し

今日は、フィンランドに研究員としてきている一級建築士の方に会いました。 現在資格の壁でできないプロジェクトに協力してくれる話や展示会を大阪で巡回でもしてみる話、移動式サウナ、足湯の話、既存の建築事務所で根強く残るヒエラルキーがない働き方をし…

ユヴァスキラの思い出

ユヴァスキラで、YKIテストを受けました。 場所は、ユヴァスキラ市立図書館でした。 空間は、とても美しく洗練されておりました。 テストは、10時45分からスタート。 携帯を受付に預け、説明の後、 リーディングのテストが60分、 休憩10分後 ライティングの…

アアルトのルーティン

今勤めている設計事務所の 所長からアルヴァアアルトは、 朝4時30分に起きていたと聞きました。 そして、 頭を使う仕事は11時ごろまでで終わらし午後は フリータイムだったそうです。 所長も朝5時に起きて ジムに行ったり森を散歩したりするそうです。 僕も…

同僚

今日は職場にかつての同僚がきました。 僕は、初めて会うのですか久しぶりにあったため会話に花を咲かせていました。 久々に会う人との再会は嬉しいものですね☺️

デルス・ウザーラ

今日は、黒沢明監督のデルス・ウザーラの 感想を書きます。 この映画は、シベリアという厳しい大自然の中で自然に敬意を表しながら 自然と調和して生きてきた一人の男の人生が描かれています。 しかし、衰えと共に視力が弱り、ハンターとして山で生きていけ…

フィンランドからみる日本の技術

木曜日に puu päivääという ヘルシンキで行われた木材の建築イベントがありました。 キャド会社やペイント、金具、屋根の防水シート、ログハウスなどあらゆる企業がブースを用意して自分たちの商品を紹介してくれました。 14階建ての木造建築の模型。 CLTの…

北欧旅行

今年のクリスマス時期は、 北欧に旅行しようと考えている。 ルームメイトにもおすすめな場所をきいて 沢山いい場所をかけた。 デンマークのコペンハーゲンは、 5本指のような形をしている。 コペンハーゲンは、かつて洪水が起きていて その洪水を防ぐために…

移動式サウナ2

移動式サウナver.2です。 これも作らないか検討中です。 フットバスを少し短くして、 下に荷台用の車輪をつければ 移動式の足湯の出来上がりです。 フィンランドの文化を 日本にアレンジすると足湯というものが よさそうです。 また、ターゲットの団地在住者…

デイサービス空間

新しいプロジェクトで、 新しいデイサービス空間について考えている。 今までの歴史から、 サービスの形態についての変化を 建築を通して変えることはできないか試みる。 今までのデイは、 利用者と職員がギブの関係で成り立っていた。 しかし、これからは …

可動性サウナ

最近、バレルサウナを作りたいと考えている。 イメージパースのような感じ。 日本で作れる機会がないか探っています。 用途としては、 災害時にも使える組み立て可能サウナです。 展示会の時に合わせてできたら、 最高だなと思っています。

EAST-EAST応募結果

エストニアで開催された EAST-EASTとという建築ワークショップの応募を以前していました。 そして、その選考結果は 見送りでしたがありがたい 言葉をいただいたので 自戒としてのせておきます。 以下の文章は、 海法氏からのお言葉です。 まず、今回の審査は…