驚いた事実
フィンランドでの木の事情について話を聞いた。
すべての木には、管理できるようにIDが付けられるそう。
森に入る時には専用の機械があり、小さい木を傷つけないセンシティブなタイヤを使用しているそう。
そして、スキャンをして体積を始めすべての木の情報を読み込むらしい。
なお、IDは切られた後も切断され違う場所に行こうともIDは残り続けるそう。
そのため、
どのくらい二酸化炭素が移動しているのかを計算することができるそう。
IDは、人間で言う名前のようなもの。
この話を所長であるマルコが、
「マルコを木のIDとしたら
切断された時に、ミニマルコが生まれる、、、」などとユーモアな話にしてくれた。
また、我々が大切にしている言葉がある。
それは、
シェルター
コンフォート
ビューティー
という言葉である。
いわゆる、強用美と似ているなと書きながら感じた。
これは、建築を構成する要素とも言える。
人が生きるためには自然の寒さや暑さ、雨などから身を守るシェルターが必要。
そして、次に快適に過ごすために
焚き火をしたり暖を取る。
これで、人は心地よさを感じる=コンフォート。
最後に
その例で挙げた焚き火は、
ずっと見ていると暖かさを感じ、心地良くなった先に火が美しいものであると感じる。
火の音や火の姿、色、香り、全てに火を感じ始める。これがビューティー。
これこそ、原点であると感じる。