フィンランドが好きな建築学生のブログ

海外で働きたい建築学生へ。フィンランドの設計事務所で働きながら、建築事情を発信しています。

フィンランドからみる日本の技術

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木曜日に puu päivääという

ヘルシンキで行われた木材の建築イベントがありました。

 

キャド会社やペイント、金具、屋根の防水シート、ログハウスなどあらゆる企業がブースを用意して自分たちの商品を紹介してくれました。

 

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14階建ての木造建築の模型。

 

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CLTの椅子

 

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CLTのログ

 

そして、

各大学や建築家たちがセミナーも開いていました。

 

森を再生することを行っている建築家のセミナーでアルヴァアアルトの言葉を引用していたので共有します。

 

「mikään vänha ei synny uudestaan,mutta se ei myöskään täydellisesti katoa. Ja se,mikä kerran on ollut ,tulee aina uudessan uhdessamuoddossa」

 

訳すと、

「老いとは、再び生まれるわけではありませんが、完全になくなるわけでもありません。

そしてかつてあったものは常に新しい形でやってきます。」

 

これは、

古いものに価値をみいだし、

その尊さを綴っています。

 

フィンランド人の心には

未だにアールトは健在のようです。

 

また、こちらは

住宅地のプロジェクト

https://www.hel.fi/static/liitteet-2019/Kymp/Att/Make2_0_loppuraportti_lowres.pdf

 

こちらは、

日本の京都カフェアアルトを設計した

方達です。

https://www.ateljesotamaa.net/?lightbox=dataItem-k66i3j89

 

たくさんの刺激がありました。

 

日本の技術である焼き杉の技術も

採用されている商品もありました。

 

日本の技術も負けていないのだと

感じました。

 

木の風合いや防虫作用、防腐、湿度を一定にする、防火などたくさんのいい効果があります。

 

そして、

それらも登壇者がセミナーで

話しており、誇らしくなりました。

 

イベントを終え、

早速できそうなこととしては、

仮設建築に取り入れ可能な

ジョイントを取り入れてみること。

 

それと、

CLTの図面を書くときの参考にすることです。

 

最後まで見てくださりありがとうございました!

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2022年に帰国し、フィンランドでの経験を生かした展示会を行います!