フィンランドが好きな建築学生のブログ

海外で働きたい建築学生へ。フィンランドの設計事務所で働きながら、建築事情を発信しています。

合理主義と人間性

合理的すぎない。偶然性の連続

 

今日は、事務所を独立するために

はなしをきいてみました。

 

やはり、ビジネスのことを勉強している現在

合理的に考える思想が強くなってきたと

感じました。

 

その時に、建築家として生きる上で

そのスタンスは少し違うなと思いました。

 

なぜなら、

合理的に考えることが全てではないし

目に見えないものが大切な部分も大いにあるはずだからです。

 

その気持ちを忘れずにしたいと思います。

 

成り行きに任せるのもそうだし、

偶然を楽しんだ先に繋がっていくものがあるなと感じました。

 

その直感や楽しそうという発想を忘れずに

持っておこうと思います。

 

それを考えていると、

頭が柔軟になって建築家としてだけではなく

画家としてだったり、造園家、環境デザイナーや生物学だったりコラボができると思います。

 

Ruin academy

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これに近いことを体現しているなと

感じた組織があります。

 

それは、現在僕が勤めている

casagrande laboratoryという事務所のボスがメンバーの1人であるruin academyという組織形態があります。

 

この組織は柔軟で、生物学者や環境、建築、造園など様々なバックグラウンドの人が所属しています。

 

設立した理由は、

 

現代の建築家たちが

違う分野の人たちと話したがらないことを

問題視し、それに疑問を持ち柔軟で政府や大学、会社に縛られない組織形態を作成した背景があります。


また、

さまざまなバックグラウンドの人が

集まることで、違う知識が育っていくよさもあります。

 

以下は、バスの話から抜粋です。

 

大学や会社、政府などは、しがらみがある。(給料を支払わなければいけないとか)

しかし、それを考える必要のない人たちで構成したら、大学や政府、デベロッパー達と面白い話ができる。

 

生物学は、建築家と同じこと。

構造が森とか人間とか生態系で考えている=建築家は、家とかを構造で考えている。

構成していた。

 

こんな発見もあるそうです。