ある文章を見ているときに
こんな心が動いたので書き留めておく。
建築には、クリアでリアルなイメージが必要。
イメージが共有されリアリティが生まれると、
共感したり思い入れを持つようになる。
『「ここで本を読むんです」ではなくて、「木漏れ日の落ちる縁側に寝転がって、本を読みながらうたた寝をするんです」と言った方が
人は深く感情移入できる。』
と言う文章に対し
イメージが浮かぶにはストーリーが有効的であることを
別の分野で学んだことがあることを思い出した。
経営の分野だが、ストーリーフォーミュラという手法が使えると思う。
強い共感を呼ぶし、記憶に残りやすいし
イメージがよりクリアに情景が思い浮かぶ。
例えば、
数字を2つ以上入れること。
5W1Hを入れる...
心の声を入れる...
などもっとたくさんある。
そして、建築で言うなら
『そこに表現しなくてはいけないのは「木漏れ日を落とす落葉樹」であり「風が抜ける縁側」であり「無防備でいられる守られ感のある空間」が必要』
この文章からは
このストーリーと必要な空間構成が結びつく瞬間を感じた。
『そこにないものをあたかもそこにあるかのように、そこにあったら素敵だろうなと思わせるように伝えるのが設計』
その感覚をもつながら設計ができるよう
本を読むことにします。