フィンランドが好きな建築学生のブログ

海外で働きたい建築学生へ。フィンランドの設計事務所で働きながら、建築事情を発信しています。

単純な美しさと緻密なデザイン

今日は、世田谷美術館のアールト展にいってきました。

 

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アールト展の様子

 

0.エントランス

天井から下がるライトは、目線の位置にある。

植栽が生えた屋根

 

1.シンプルライフの革命

木造の最小限住宅を設計していました。

それと同時に最小限家具の提案、展示会が催されていたことを知りました。

 

2.特許を取得

木材の曲げ加工技術を特許化していました。

自分でも特許化できたら、一つのアイデンティティになるなあと思いました。

 

3.等身大のデザイン

パイミオのサナトリウムブースでは、

実際の白黒写真と図面のコラージュが表現方法として参考になりました。

洗面器は、水洗の水が直接底面にぶつからず、音が出ないようにデザインされていました。

窓側の袖壁は、外から直接光を遮る効果が施されていました。

ベッド横、窓際棚下は、

埃がたまらない曲げ巾木がデザイン。

 

4.スケッチ達の魅力

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図面の細かさ、色彩感覚が相まって

1つの作品として見えます。

 

これが、イメージを伝える図面だということに

感動します。

 

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椅子のスケッチ

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5.これから

植物のスケッチがあったことからも

デザインの形態のヒントは、自然から得ていることが分かりました。

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自分が建築家として働くときに、

置き換えるならば

→住宅の設計時にテーブルの設計をしたい。

→木材の加工技術に特化した工務店と繋がる。

設計したその家にあったオリジナルの家具ができる。

→家具販売の店と繋がる。クオリティの確かな素敵な家具。

 

家具屋+工務店+設計事務所

このチーム編成で、

北欧モダン住宅のハウスメーカーから確立していくことができそうだなぁと感じました。

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勉強にも身がより入ります!

では!