建築家になるには、
周りとはむしろ、違うことをした方がいいと思います。
でも、学生時代って「コンペ出さなきゃ」
「あそこにオープンデスク行かなきゃ」とか
周りがしているからしなきゃって思いがちだと思います。
僕もそうでした。
だけどフィンランドで生活していたり、
英国で建築家として働いている方の話から
岸和郎氏の研究室での「建築学科の人は、全員が建築家になる必要はない。」
「自分の興味あるものを突き詰めていくことを尊重する」
この考えに近いのかなと感じています。
そして、自分の武器は
①世界に誇れる北欧デザイン
②CLTのノウハウ
この二つが武器ではないかと思います。
そして、その武器を使い
卒業設計の土地でのプロジェクトを
したいと思ってます。
それが今の野望です。
現在模索中ですが、
自身の設計事務所では二つの軸で進めていけるのではないかと考えています。
①北欧デザインの住宅建築
北欧デザインを生かした住宅設計をしたいです。
実際に北欧の設計事務所で北欧デザインに
関わっていた経験は
説得力のある提案ができると考えてます。
例えば、フィンランドのアールトを
日本に持ち帰ること。
これだけでもかなり、
北欧で働いてきた経験から、
事務所として特化していけるのではないかと
思います。
それと、同じ高専だった友達と
パートナーを再度を設け
事務所をしたいと話をしているので
異なるバックグラウンドで形成された哲学が
混ざり合っていくとどんな建築が生まれるのか楽しみです。
②CLTの防災建築
フィンランドの所長と共に仕事をし、
日本においてCLTによる防災建築が実現できたらいいなと考えております。
住宅設計でも
CLTの構造材が選択肢の一つに
増えることで自分の設計の幅が出るのではないかと可能性を感じています。
まだまだ、日本には数は少ないですが増える動きは実際あります。
こちらでのプロジェクトが
実績としてできれば、CLTによる建築が
日本でも実現しやすいのではないかと思います
そんなことを考えて、働いています。