最近、友達から聞いた話から
興味を持った話で、読んだ記事がある。
ティムインゴルドの「ラインズ線の文化史」という本だ。
それを読むと、
現代目標設定型の生き方に違和感を覚えていた自分が
腑に落ちた。
計画するパッケージツアーもなんだか退屈だし、
計画通りにはいかないのに、セカセカと動くことに共通するのが
目標設定型の生き方である。
著者によると、
近代に発生した考えだそう。
それによって、
科学の話やデジタルのといった人間が想像する社会が全てだと思い込んでしまう。
しかし、世の中はもっと複雑で
宗教や文化、民族などは全く違う世界観である。
実際、海外を旅行して感じたのは
教会やモスク、神社など建築をたてる原因も宗教や見えないパワーが
起こしたことである。
台湾のオーキドアイランドのタオ族の歌の文化は
より人間的で、現代の技術よりも優れた能力を持っているし
尊敬すべき存在である。
そんなことを感じました。